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ご存じですか!?解体工事補助金制度【1】

2024.03.31(Sun) 解体工事コラム

皆様こんにちは!解体工事専門店トリコワの川越です。

北海道函館市は近年まれにみる「雪が少ない」年となり、腰痛持ちの私としては雪かきなしで過ごせた今冬です。雪解けした今、解体工事のシーズン到来です。

この時期にぜひお伝えしたいのが解体工事補助金制度です。

解体工事に対して補助金を設けている自治体が増えております。

なぜ解体工事に補助金が出るのか…これには実は明確な理由があります!

今回は解体補助金制度についてご紹介いたします。

ただし、、、解体工事補助金制度は各自治体によって内容も申請方法も異なります。

お住まいの地域に当てはまるとは限りませんので必ずお住まいの、もしくは、解体したい物件のある自治体にご確認いただきますようお願いいたします。

 

■解体工事補助金制度ができた理由

 

最初にお伝えしたいのは、解体工事に補助金が出るのはなぜか、、、ということです。

皆様は「空き家等対策の推進に関する特別措置法」通称「空家法」をご存じでしょうか?

令和5年6月に一部改正されたのですが、こちらの法律により倒壊の恐れがある空き家を対象に行政が指導や勧告等を行える法律で、危険な空き家の解体を促進すべく費用の一部を補助する自治体が増えています。

それだけ空き家を放置している方が増えてきているのです。空き家放置の一因には固定資産税も大きく絡んでいるのですが、固定資産税についても改正されますのでそちらはまた詳しくブログでご紹介したいと思います。

放置された空き家はひどくなると窓が割られたり、不法投棄されたり、治安の悪い印象がありますよね。各自治体も倒壊の恐れのある危険な空き家になる前に解体をしてほしい、地域の治安も確保したいなどの理由で解体を推進すべく補助金を設置しているというわけです。

 

■補助金はいつから申込できるの?

補助金は通常は新年度の4月以降に適用されることが多く、実施されるかどうかはおそらく3月末から4月上旬ころにはわかります。

お住まいの自治体、または空き家のある自治体のホームページに情報が掲載されますのでこまめにチェックいただくことをおすすめします。

前年度と条件が変わることもありますのでご注意ください。

 

■補助金を受けるには?

補助金を受けるには各自治体窓口に申請をします。補助金の申請は解体業者が行うのではなく、物件の持ち主である申請者が行う必要がありますのでしっかりと事前準備、事前確認が必要です。

その一例として補助金を受けるための申請手順を次回のブログにてご案内いたします!

ぜひご覧ください。