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解体費用が高くなる、そんなケースは?【2】

2024.07.06(Sat) 解体工事コラム

皆様こんにちは!

解体工事専門店トリコワです。

本日は解体費用が高くなるケースを第二弾です。

 

値上がりが続き、下がることはない解体費用。

前回は(1)物件の道路状況や(2)家財処分がある場合をご案内しましたが、今回は他ケースをご案内します。

(3) 敷地いっぱいに建築されている、隣家と近い場合

一般的な解体工事は大きなショベルカーなどの重機で解体します。

前回ご案内したように、前面道路が狭いなど重機が入れないと人力での作業が増え割高になります。

同じように、敷地いっぱいに建築されていたり駐車スペースがないと、敷地内に重機を入れることができないため解体ができません。

普通自動車ぐらいの駐車スペースであれば小型の重機は入れますが、一部を先に人力で解体し、スペースを確保してから重機で解体をすすめる…など費用がかさみます。

敷地内に重機を入れることができなければ、道路を使用するしかなく、道路の使用許可や安全面から警備員配置など、道路幅が狭い場合と同じような対応が必要となります。

 

(4) 台風や地震などの自然災害で壊れた家の場合

台風や地震などの自然災害により倒壊した場合は、廃材等がバラバラに入り交じり、広範囲に飛散していることがあります。

産業廃棄物の処理は大変分別が厳しく、廃材の回収と分別に通常よりも時間がかかってしまうため、割高になります。

また破損した廃材はどのように飛散しているかわからず、ケガな事故の原因になることもあるため、慎重な取り扱いが必要となります。

 

(5) 火災で焼失した建物の場合

火災で燃えた場合、解体作業中に倒壊する恐れがあるため通常の解体よりも危険度が増します。

そのため時間も手間もかかることから解体費用は高くなります。

 

(6) 建物の構造が鉄骨や鉄筋コンクリートなどの場合

函館では一般住宅のほとんどが木造住宅ですが、中には軽量鉄骨や鉄骨、鉄筋コンクリート造の住宅もございます。

建物の強度が強い分、解体にも時間がかかりますし、木造住宅よりも廃材量が多くなるため産業廃棄物処理代も高くなります。

特に道路や敷地の状況により、大きな重機を使えない場合はかなり割高になります。

 

(7) 庭石や樹木の伐採、伐根、塀などの撤去がある場合

函館ではよくあるケースです。

更地にする場合は樹木類の伐採・伐根、敷石や庭石の撤去、ブロック塀やフェンスなどの撤去も必要です。

クレーンで釣り上げるしか方法がない大きな庭石や、高所作業車がないと伐採できない高さの樹木などがあると追加料金が必要です。

庭があり樹木や庭石の撤去がある場合は、函館のように雪の降る期間はお見積りできない場合もございますので、地域によっては解体時期もご相談必要になります。

 

費用が高くなるケース色々です。

しかし、一番費用が高くなるケースそれが「アスベスト含有建材があるかどうか」です。

次回はこのアスベスト含有建材がある場合について詳しくご案内します。

ぜひご覧ください!