解体工事はこんな感じで行います
皆様こんにちは!
解体工事専門店トリコワです。
本日は解体工事の流れをご紹介していと思います。
解体って壊すだけではなくいろんな手順をおって行っております。
①近隣ご挨拶
まずは解体物件の近隣にご挨拶を行います。
工事中は騒音や揺れ、粉塵などによりご迷惑をお掛けすることもあり、事前に近隣へのご挨拶を行ってから工事をスタートします。
②足場の設置
解体工事を行う際には、現場の安全性と作業効率を上げるために足場を設置します。
2024年4月より足場の組み方について「本足場」が義務化されています。
義務化以前に解体見積を取られている方は、価格変更になっている可能性ございますのでご注意ください。
③仮設養生
隣家や車などが汚れないよう専用のネットで足場を覆います。
アスベストが含まれているかいないかでネットの種類も異なり価格も異なります。
④内装解体
建物内部の解体工事からスタートします。
建具や畳、石膏ボードなどから手作業で解体していきます。
法律により廃棄物の分別がかなり厳しく義務付けれれているため、手作業で慎重に行います。
⑤屋根解体
屋根の上部から丁寧にはがしていきます。
屋根を先に解体することで、屋根の勾配で廃棄物がスベリ落ちるなどの事故を防ぐこともできます。
⑥重機による解体
建物の躯体部は重機を使用していきます。
重機が入れる広さの道路があるか、重機を搬入できる十分広さがあるかなどにより重機の大きさが異なります。
それにより価格や工事期間が変更になることもあります。
⑦産業廃棄物の仕分け、処理
建物の基礎まで解体した後、産業廃棄物の分別し、運搬を行います。
この分別をしっかりと行わないと処分することができません。
また産業廃棄物収集運搬許可を所有している工事会社でなければ運搬はできません。
⑧基礎解体
建物と地盤のつなぎ目にある「基礎」を解体します。
地盤の良い土地に多い直接基礎と、地盤が浅く軟弱で建物を支えられない場合に、地盤の奥深くまで杭を打っている杭基礎に大きく分けられます。
⑨地中埋設物の確認
建物解体が完了しましたら、地中にコンクリートガラや廃材などが埋まっていないことを確認します。
もし地中埋設物が出てきた場合はご依頼主様にご報告の上、できる限り撤去する方向でお話します。
解体更地後の土地活用や売却をお考えの方は、撤去必須とお考えください。
地中埋設物の種類や量により追加料金がかかります。
⑩整地
解体工事で掘り起こされた土地を整地します。
そのまま重機による転圧で終了する場合や、解体更地後の土地活用状況により砕石工事を行うこともありますので、お見積りの際には事前にご相談が必要です。
整地まで行い、解体工事完了となります。
⑨と⑩に関しては、お見積りの段階でどこまで対応するのか確認しておくことをお勧めします。
解体工事専門店トリコワでは資料をご用意の上、解体工事の手順やお客様に事前に対応いただきたいことなどご説明し、納得の上で作業を進めております。
解体工事でご不明点ございましたらお気軽にお問合せください。