解体工事のトラブル②
皆様こんにちは!解体工事専門店トリコワです。
本日は解体工事の際に発生する可能性あるトラブルについて第二弾です。
工事中のトラブル、工事後のトラブル他にもたくさんあります。ぜひご参照ください。
■工事中のトラブル その2 ※①②は前回のブログ記事に掲載
③業者との認識のズレ
いわゆる、「言った」「言わない」といったトラブルです。
例えば、庭木などでこの木は残してほしいと言ったのに、伐採されてしまったなどです。
事前にしっかりと打合せしていても、認識の違いが起こることがあります。
業者と認識違いがないよう、お互いに丁寧に打合せをして、見積や契約書に記載するなど書面に残すことが大切です。
当社でも打合せ時には控えを渡したり、見積に記載する様にしております。
また、工事前や工事中など、現場をご自身の目で確認いただくことも大切です。
④隣家を傷つける
工事中のトラブルとして、重機を使用して解体する場合は、隣家を傷つけてしまう可能性があります。
細心の注意を払っていても、予期せぬ事態が起こることがあります。
ブロック塀や庭木を傷つけるなどの事例があります。
このようなトラブルは、解体業が責任を負います。
解体業者が損害賠償保険に加入していれば問題ありませんが、もし、依頼した解体業者が損害賠償保険に加入していなければ、ご依頼主様に賠償金が請求されることも…
価格だけで判断せず、このようなことが無いように、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
⑤作業員の態度や迷惑行為
作業員の態度の悪さや迷惑行為が、トラブルになることもあります。
作業員のガラが悪い、マナーがなっていない場合は、近隣住民から苦情につながることも。
大きな声で雑談していたり、敷地外の道路で喫煙していたり…。
函館ではほとんどないですが、東京などでは外国人作業員が大変多く、こういったトラブルもよく聞きます。
そうした行為を目にした場合は、ご依頼主としてもしっかりと注意する必要があります。
⑥アスベスト処理がしっかりできていない
これは大問題です。
大きなトラブルと言っていいでしょう。
解体工事では、アスベストが使用されているか、事前調査からしっかりと対応する必要があります。
アスベストは健康被害があることが報告されており、解体工事前に調査して、撤去する必要があります。
アスベストの事前調査、届出は義務であり、それをアスベストの危険度レベルに合わせて、適切に処置することが重要です。
⑦追加費用の請求
見積を確認して発注していても、いざ工事が始まると「廃棄物の量が増えた」とか、「想定よりも手間がかかった」などなど、様々な理由で追加金額を請求される場合があります。
地中埋設物については事前に確認することが難しいため、当社でも見積に特記事項として記載の上、口頭でも発見された場合は、相談の上追加料金をいただくと説明します。
しかし、事前に想定できたことや、明らかに事前の調査ミスによる追加請求されてしまうトラブルは、現実にあります。
契約する前にしっかりと工事内容や見積内容を確認し、追加が出る場合はどのような場合かをしっかりと確認しましょう。
また、価格の安さだけを判断に契約してしまうと、このような追加請求という形で、最終的にはとても高くなってしまうということもあり得ます。
予算を抑えたい気持ちは十分理解できますが、安い見積は注意です。
いかがでしょうか。
工事中にもいろいろなトラブルが想定されます。
他にも工事の期間遅延(※これは天候による影響が大きい)や、悪質は業者は工事途中で放棄していなくなる…といったこともあるようです。
次回は工事後のトラブルについてご案内します。