解体工事のトラブル
皆様こんにちは!
解体工事専門店トリコワです。
本日は、解体工事の際に発生する可能性があるトラブルについて、ご紹介します。
私たち解体業者はよく「トラブルの多い仕事」と言われます。
解体には様々なトラブルが発生しますが、これらのトラブルはしっかりと対応することで防ぐことができるものも多くあります。
工事前、工事中、工事後で事例をご紹介します。
■工事前のトラブル
一番多いのは「近隣への事前挨拶がない」ことです。
物件のご依頼主さんがご自身でご挨拶を行うことが望ましいですが、何かあった際に窓口になれる解体業者が挨拶廻りを行うことが望ましいです。
特に日ごろから、ご近所とコミュニケーションを取られている場合は、一緒に挨拶廻りができると安心です。
解体工事は騒音や振動はもちろん、粉塵の飛散や道路の使用などで、ご迷惑をお掛けしないよう事前にお知らせすることが大切です。
特に挨拶廻りをすると、どのような方がお住まいかわかるため、何かあったときの対処もスムーズに行えますし、場合によってはここに駐車してもいいよ、など許可をいただけることなどもございます。
小さなお子様がお住まい、デイサービスで決まった時間に道路で乗り降りするなど事前に知っておくと、解体業者も事前に気を付けることができますので、お見積りの段階でご近所情報があればお知らせいただくと、より良い対応ができます。
■工事中のトラブル
①騒音・振動
正直申しますと、解体工事において騒音と振動は避けられません。
これは近隣の方にご理解いただくしかございません。
特に解体する時期が夏で窓を開けている家が多いため、しっかりと事前の挨拶廻りが必要です。
当社のある函館市も、エアコンが設置されている住宅がまだまだ少なく、窓からの風で夏を過ごす方も多いです。
②ほこりなどの粉塵の飛散
こちらも騒音、振動とともに避けることができません。
だからと言って何もしないということではなく、足場に養生シートを設置することで防げるものは対処します。
特にアスベストを含む建材の解体作業には、防塵シートをしっかりと設置する必要があり、粉塵飛散しないように対処するのは義務となります。
③駐車(路上駐車)
土地や道路が狭い時、やむを得ず路上駐車をすることがあります。
路上駐車も多いトラブルの一つとなります。
解体工事中は大きなトラックや重機だけではなく、作業員の自家用車など様々な車が出入りをします。
近隣の方の通行の妨げになるような駐車はトラブルになりますので、事前に工事のご挨拶の際にお声がけをしっかりと行う必要があります。
当社でも工事前には近隣の方にお声かけをします。
その際に「ここに駐車してもいいよ」などとお声がけいただけることもあり、事前に回避することができます。
他にも様々なトラブルがあります。次回に続く!